朝からよく晴れて小春日和、昨年末登ったばかりの山だけど、同行のノリダー・マコ・トコさんの希望でまた登ることにした。登山口は初めてのところで吉岡鉄工所脇から墓所の間を抜け、直接和気富士へ。あとは縦走路をひたすら神ノ上山に向かった。晴天の日曜日とあって登山者は多い。山頂での昼食は豚汁。下山はチンネの頭に寄り道しただけで奥ノ峰、槍ケ峰、白岩山をへて鵜飼谷温泉へ下った。

鵜飼谷温泉の駐車場から片上鉄道跡の自転車歩行者専用道路を歩いて登山口へ向かう。

吉岡鉄工所前のあぜ道から墓所の間の道を通って・・・。

石垣に沿って登る。少し崩れやすいので注意しながら・・・。分岐を右にとれば権現岩、左に進んで和気富士に向かう。

随所に見晴らしのよいところがある。眼下に青く澄んだ吉井川、前方が下流だ。左手前の三角錐は権現岩。

和気富士(城山)の山頂に着く。

烏帽子岩の上で。

アップダウンを繰り返すので低山ながら充実した気分に浸れる。

寺山から前方の縦走路がよく見える。

松林の道。若い緑がきれいだ。

広い岩峰の涸沢峰は登山者で賑わっていた。ここから竜王山にも行ける。

神ノ上山山頂で定番の豚汁昼食。

チンネの頭から鷲ノ巣岩を眺めて引き返す。

今回のコース
 吉岡鉄工所ー墓所ーハゲ山ー権現岩への分岐ー和気富士ー寺山ー烏帽子岩ー観音山(和文字)ーエビ山ー岩山ー前ノ峰ー間ノ峰ー穂高山ー涸沢峰(竜王山分岐)ージャンダルムー奥ノ峰ー神ノ上山ーチンネの頭(往復)ー奥ノ峰ー槍ケ峰ー白岩山ー鵜飼谷温泉

あとは鵜飼谷温泉へ下るのみだ。

2005年12月17日

 天気がはっきりしない。家を出るときは晴れていたが、登山口に着いたら雪が舞いだし、風も出てちょっとした吹雪だ。登り始めたら6〜7人のグループが降りてきた。「上は猛吹雪、雪はイヤ。登山は中止します」という。吹雪は冗談だろうが、それにしてもあきらめが早い。案の定、しばらくしたら雪は止み、遅くにはすっかり晴れた。
 この山はマツタケ山で、9月1日〜11月30日は入山禁止だ。真夏は暑いので登れる期間は短い。前回は鵜飼谷温泉の前にあった登山口から登ったが、ゴミを捨てたり木を折ったりする被害に腹を立てた所有者が登山口を封鎖してしまった。したがって前回下りに使った北稜ルートを槍ヶ峰→奥ノ峰→分岐の下り→ザイテングラード→剣峰→まよいのピーク→神ノ上山→分岐ー鷲ノ巣岩(往復)→チンネの頭(往復)→奥ノ峰→穂高山→観音山→和気富士→神社登山口→鵜飼谷温泉を辿った。
 10時20分出発、温泉着16時35分、所要時間6時間15分。

鵜飼谷温泉から数分歩けば左手に登山道入口がある(写真は少し行きすぎた)。右下方にはテニスコートがある。10時20分スタート。

一時かなり激しく雪花が舞ったが、すぐに止んだ。右手に斎場を見下ろし、北稜ルートを登る。和気アルプスはほとんどが岩盤である。

槍ヶ峰に向かう。岩盤は風化が進み、もろいので、軽登山靴以下での歩行を呼びかけている。

前方が槍ヶ峰。ずっとこんな岩盤の道がつづく。

アルプスの稜線。いちばん向こう(中央)が和気富士。

シダの生い茂るところもあった。

槍ヶ峰到着は11時ちょうど。

槍ヶ峰から見たザイテングラード

益原への分岐着11時10分。ザイテングラード取り付きへはここを下る。

槍ヶ峰から右方を見下ろす。四角に光るのは宗堂池。

益原への下りは急傾斜だ。

分岐からザイテングラード取り付きへ。11時35分着。

巨象の背中のような岩盤を登る。

ザイテングラード最大の難所にさしかかる。

このコースを前回(05/2/6)は下り、今回は登った。下ったときは足下が見づらく手間取った。登りに使った方が安全だし面白かった。

剣峰。北に向かうルートを下れば日笠下へ。

まよいピーク? やたらテープが多くて迷うことはない・・・?!

最高峰の神ノ上山(こうのうえやま)着は12時35分。下る男性とすれ違ったが、山頂は無人。

神ノ上山の真北には雪を被った那岐山が見える。

昼食後、13時5分出発。平坦な縦走路から鷲ノ巣岩へ寄り道。

鷲ノ巣岩からチンネの頭を望む。ここからの下りは最大の難所とか。1人下っていた。

チンネの頭。ここからの下りスラブルートは上級者コース。先程出会った男性が下って行った。

チンネの頭から見たクライミングルート。この上が鷲ノ巣岩。棚の上の人は登るのか下るのか?

ジャンダルム。

縦走路に引き返し穂高山方向へ。途中の分岐から竜王山へも行ける(今回は割愛)。

涸沢峰。

穂高山。

穂高山を振り返る。

間ノ峰。このあたりから松茸山のビニールテープが目立つ。風に煽られて見苦しい。

岩山。

岩山から北の眺め。吉井川上流は佐伯天神山の方向だ。

観音山。和文字焼きの炉がある。前方は吉井川。

烏帽子岩。

和気富士は城山、北曽根城があった。

和気富士山頂(173m) 到着は15時50分。

放置されたテープを取り外して歩いたが、風が強くてまとわりつくので途中であきらめた。それでもこれだけの塊になった。

間もなく下山口というところに名札もない小さな神社があった。その横にあるコース案内図。

16時15分、街の通りにある登山口に下山。

歩行者自転車専用路を歩く。観音山中腹に和文字が見える。

この道はかつて同和鉱業の鉱石などを運んだ片上鉄道の跡で、いまや素晴らしいエコ道路になっている。

鵜飼谷温泉の駐車場には16時35分に着いた。あとは温泉に飛び込むだけ。入湯料は1人500円だ。

和気アルプスにはいろんなコースがある。ロッククライミングもできれば、家族連れでも安心して歩けるルートもある。超一流の山名のついた峰々も面白い。標高を10倍に換算して楽しめばよい。ただ、岩盤がもろいので固い靴や一度に大勢で登るのは避けて欲しい、とコース維持を手がけてくれている藤本さんは協力を呼びかけている。
 気になるのは、松茸シーズン中は入山禁止なのだからビニールテープは張らなくてもよいのではと思うのだがどうなんだろうか。しかも松茸の生えそうなところも見当たらない。テープの残がいがクモの巣のようになって風に舞うのはなんとも見苦しい。張るならいっそ丈夫なヒモで何年でも持つものにしたらとも思う。個人の山に入らせてもらうのだから文句を言ってはいけないのだろうけれど・・・。せめて、登山者が少しずつでも取り去るようにしたらどうだろう。

2005年2月6日の記録

和気アルプスには96年に2回、98年と00年に1回ずつ登った。いずれも中学校の近くから神ノ上山をへて竜王山に寄り、穂高山から岩山、観音山、和気富士から下るか、その逆を辿るコースを歩いた。今回は、和気アルプスのホームページを知り、新しいコースを歩くことにした 。
 和気アルプスは超ミニながら、前ノ峰、間ノ峰、穂高山、涸沢峰、槍ケ峰、剣峰などと、いかにもそれらしく命名されたピークが連なる素敵な山である。そのホームページを見ると、常に新しいルートの開設や整備をしてくださっているという。
 鵜飼谷温泉のそばの登山口にはあたらしい案内図の看板がある。10時に出発、少し入ると「立入禁止/所有者」の札を付けたロープが道を塞いでいた。松茸山でもあるこの山には9月から11月末までは入山禁止だが今は入れるはず、と電話で尋ねる(晴れの国岡山へ)と「大丈夫」とのことだったので、多少後ろめたさを感じつつ入る。あとで聞いたら、松茸とは関係なく、ゴミを捨てたり木を盗掘したりする者がいるための処置だと言う。不心得者のせいで登山できなくなるとは悲しいことだ。
 穂高山から竜王山ー小竜王を往復し、神ノ上山に向かう。昼食のあと迷いピークをへて剣峰からザイテングラードを下る。途中「かにの横ばい」というスリル満点の場所もある。中腹まで下ったところから分岐を右に、急斜面を登り返し縦走ルートへ。槍ケ峰ー鵜飼谷北稜ルートを白岩山に出て温泉へ14時20分に下山した。
 鵜飼谷温泉(500円)で汗を流し、素晴らしい山行を楽しんだのはよかったが、帰宅後デジカメの操作を誤りせっかくの画像を消してしまった。以下は、予備に持参して撮ったわずかな画像だ。また近いうちに再挑戦しなければならない。

どこまでも続く岩盤の尾根歩きは楽しい。

岩山のせいか大木が少なく、おかげでどこからも眺望が利くのがいい。

神ノ上山山頂はかなり広い。以前登ったときは樹木が視界を遮っていたが、今は整備されて遠くまで見渡せるようになった。

登り始めのころは私たち2人だけ、日曜なのにどうしたのかなと思っていたが、ここに来て3〜4組のペアがいた。しばらくして学生らしいグループも。今時若い人が登ってくるとは珍しい、と年配のペアが声をかけていた。