| 女性博物館 Bao tang Phu Nu |
女性国家ベトナムを象徴するかのような博物館で、女性の地位向上と社会進出を国是とする社会主義イデオロギーに沿っているようにも見えますが、しかしそんなこと以前にもっと素直にベトナムらしい、あまりにも自然な存在意義を感じさせてくれる場所でもあります。
|
|
|
|
建物は大きいのですが博物館としての展示スペースは本館の2階から4階までで、全体的には決して広くもないので見やすい方だと思います。ただ民族衣装などの展示が多いこともあり、各フロアには必然的にマネキンのような人形がたくさん立っていて、しかもこんな時に限って妙に照明にも凝っているため、正直言ってかなり不気味です。心臓の弱い方、夢見の悪い方などはお薦めできません。逆にその方面がお好きな方には、比較的この近くにあるホアロー収容所跡と並ぶ必見スポットといえるでしょう。
|
|
|
|
革命や戦争時の女性の活躍に関する展示ももちろん豊富ですが、他にもベトナムの農業を始めとする各生産における労働力としての女性の重要性、必要性をここで今一度強く訴え、言葉と映像と人形を駆使してこれでもかと表現しきっている点が独特です。ベトナムへの理解に欠かせないベトナム女性の役割はもちろん、その強力なパワーの秘密までもが怖いくらいに伝わってきます。
なお本館に入って受付のすぐ後ろにあるミュージアム・ショップは出色で、品数も豊富で比較的安価に販売されているため利用価値があります。この博物館自体が比較的いつも空いていることもあり、落ち着いてゆっくり見て回れることが多いと思います。