| ホウ寺 Phu Tay Ho |
タイ湖(西湖)の北東あたりに建つ小さな寺院で、地元ベトナム人たちからも特に根強い信仰を集めている寺として知られています。ホウ寺の特徴は車に乗って直接行けないことで、参道に入る直前あたりで車両規制があるため、そこから多くの人は歩いて15分ほどのホウ寺へと向かいます。ただし行き帰りともバイクタクシーを利用することはできますが、やはりできれば時間に余裕をもって参道をぶらぶら歩いてみることをお勧めします。沿道にはお供え用のお菓子や飾り物などを売る店をはじめ、バイントム(エビ)やタニシ、雷魚などの食堂も多く、さらに射的や福引きの店からバック、古着屋などまで縁日と市場を合体させたような騒ぎが続いていきます。
![]() |
![]() |
![]() |
なお日本語ではホウ寺、英語ではTay Ho Pagodaと記載されているのに、ベトナム語では寺を意味するChua(チュア)ではなく、Phu Tay Ho (フ・タイホー)となっていますが、それは女性の神様を祀っている場合にはPhu(府)となるためだということです。祭壇には他にもおおくの神様が祀られていますが、主殿の前にも小さな廟が向かい合うように建っていて、早死にした男女それぞれの霊が祀られているということで、たくさんの人が熱心に手を合わせている光景が見られます(下写真中、少女の廟)。
![]() |
![]() |
![]() |
参道の充実からも推測されるように普段の日でも参拝者の数は多いのですが、それが旧暦の1日と15日ともなるとその数は倍増し、さらにテトなどの祝祭日やその前後には混雑が一気にピークに達します。しかも境内そのものの敷地は意外と狭く、混雑に慣れているはずのベトナム人たちでさえ身動きに苦しむほどの激しい騒ぎとなることも多く、さらに周囲はタイ湖の湖面に面しているため、時には大変スリリングな参拝を体験ができるかもしれません。